ドコモヘルスケア協賛・第12回ヘルスケアハッカソンレポート

第12回となるヘルスケアハッカソンは、ドコモヘルスケア株式会社協賛のもと、オムロンの実際の血圧計などを触りつつ高血圧をハックする取り組みをしました。

docomo HEALTHCARE

聖路加国際病院循環器内科の水野篤氏から、臨床現場の話題提供、オムロンヘルスケア株式会社の白崎修氏からは技術面や家庭高血圧に関する話題提供をいただきました。HH記録を塗り替える、41のアイデアが発表されました。

ヘルスケアハッカソン側からは、アイデア創出のポイント(新規性の見つけ方、顧客ヒアリングの重要性など)をレクチャー。2日目にも、ベンチャーキャピタルの視点から、プレゼンに絶対盛り込むべきポイントなどのプレゼンもあり、発表のクオリティアップに繋ががったかなと思います。もっとも今回、ささっと秋葉原まで行ってハードウェアのプロトタイプまで作ってしまうチームがいたのはひとえに参加者のお蔭です。

審査にはドコモ・ヘルスケア株式会社代表取締役社長・和泉正幸氏、同代表取締役副社長・土倉一範氏、株式会社ミレニアムパートナーズ代表取締役パートナー・秦充洋氏に来ていただきました。

 

HILLSで健康対策

・ビジネスマンは運動できる自由時間が短い
・長く過ごすオフィスで健康管理する
(例)階段を使ったエクササイズ
ビルの中の飲食店で健康的な食事の決済
・ビル運営会社側に提案(入居する企業側ではなく)
・ビルの価値をあげて賃料の収益向上を狙う

<審査員総評>
・街ぐるみなどの取組みはあるが、ビルごとの取組みは新しい
・歩数計・活動量計などとの連動もできて、将来的に実現できそう
・プレーヤーをもっと増やすことを考えると、よりうまくいく

健康だとモテる
婚活アプリ

・将来の高血圧予備軍は若いときには気づかず、対策モチベがない
・結婚相手に求める条件として20%は「健康」を重視
・ちゃんと生活習慣を気を付けている人を探せる婚活アプリ(健康だとモテる)
・バイタルデータだけでなくSNSでの履歴などからも第3者的な評価もつける
・同時に個人の健康データを蓄積でき、予防に活かせるように。

<審査員総評>
・健康だからモテることは言えなくはないが、もっとアピールする方法がないだろうか
・結婚したら離脱してしまう。続けてバイタルを蓄積しないと健康にはつながらないので、そのアイディアがあるといいと思う

高血圧バル

・不健康な人ほど健康に対する興味がない
・高血圧の人に楽しく優しく、飲みながら血圧の話題に触れられる場を作る
・入店時に血圧を測って公表。みんなで緩やかに応援。
・提供する飲食物は全て血圧を下げる食材で、管理栄養士が監修

<審査員総評>
・高血圧の人をこの場に来させる工夫が必要。 ⇒『からだにいいこと』で発信。メディアでの話題性は醸成可能
・高血圧の方が飲んでも血圧が上がらないようにするのが、大事かもしれない。

おねだーりん

・高血圧の患者の通院率が低く、30~40代の若年層も多い。
・おねだりができない理由の多くは「相手に申し訳ない」
・妻が夫の生活管理のミッションを設定し、管理して達成をめざすアプリ
・アプリで進捗管理、みんなに共有可能。達成すると夫婦両方にインセンティブ。

<審査員総評>
・家族で健康管理をしていくのはいい。健康になると保険料が下がる保険も出始めていることから、そういうマネタイズの仕方もあるかも。
・ターゲット層になりそうな鬼嫁(?)にどうプロモーションしてアプローチするのかを考えるといい

血圧を計らないと
充電されない充電器

・血圧を測るのを忘れないように、日常絶対にやることの中に組み込む。
・血圧を測ると、信号が無線で飛んで、スマホの充電が始まる

<審査員総評>
・短時間でモノを作ってくるスピードが凄い
・母親がスイッチ持って勉強したらスマホが充電されるとか、他のソリューションにも生かせて面白い。

スマート箸

・日本人の高血圧の原因は塩分の取りすぎ
・塩分濃度が色でわかる機能をお箸に。
・食事の時間、塩分の情報などをクラウドで管理。

<審査員総評>
・触ったらすぐわかるのは、分かりやすいので行動変容につながりやすそう。
・体に取り込む塩分をこれで測れるのはいいアイディア。拡張して体から出す尿の塩分を簡単に測れるものができたらいい。

最優秀賞:おねだーりん

優秀賞:測らないと充電されない充電器

特別賞:スマート箸